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モールス(2010年/米)

日曜日に『モールス』を観てきました。『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッドリメイク版。筋書きは原作リメイクというより映画リメイクのようで、舞台がアメリカに置き換わって、ちょっと登場人物の設定が変わっただけで『ぼくのエリ』とほぼ同じ。『ぼくのエリ』で足りないと感じたところ(エリがヴァンパイアになった経緯とか)を補ってくれたらなあと思ってたので、そこは少し残念かも。

エリ/アビーの偽パパの名前が覚えられないのでマダオ(※)と呼んでいるんですけど、今回挿入されたアビーと子供の頃のマダオの写真のシーンがよかったです。悲劇は繰り返すことの、より強い暗示っぽくて。きっとマダオはオーウェンと同じように少年時代にアビーに惹かれて、行動を共にして血液供給者になって、アビーを生かすためだけに殺人を繰り返してきたのだろうな。
でも、歳を取って体力も落ちて昔のようにうまく狩りをすることができなくなって、マダオはそういう生活に倦んでしまう。狩りにも失敗して自動車事故に遭って、身元がすぐわからないように自分の顔を酸で焼いて病院に運ばれるんだけど、最期は窓枠越し(マダオが声が出せない(=入っていいよ、と言えない)のでアビーはそれ以上室内に入れない)にアビーに自分の血液を与えるところがいいな。
原作マダオは正直ただの小児性愛者の変態おっさんなので、そういう部分やマダオの逆襲をばっさりカットした映画版は純愛風味に収まっててよい。

アビーは自分が女の子じゃないってことを繰り返し言ってたけど、ハリウッド版は原作どおり元・男の子設定だったのかは謎です。スウェーデン版ではちらっとあったそのシーン、カットされてたし(まあ日本版DVDではぼかしのおかげで意味わからんのですが)。流石にあれで男の子だと気付けっていうのは無理だよなあ。
『ぼくのエリ』の方のエリは男の子でもありえるかなって思う感じなのに対し、こっちのアビーはどう見ても女の子でした。あ、でもパーカーのフード被ってる時の顔立ちはちょっと凛々しいかなあ。そういう風に見ようとしたからかもしれませんけど。

どうしてもオリジナルの映画と比べてしまうけど、アビーとオーウェンだけに焦点を絞っていてわかりやすく、充分面白い映画だと思います。子供のヴァンパイアっていう時点でおいしいものね(『屍鬼』の沙子とか『インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア』のクロウディアとか)


※まるでだめなおっさん

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