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聯合艦隊司令長官 山本五十六(2012年/日本)

お友達と観てきましたー!戦争映画一緒に見れる人がいるっていうのは嬉しい!女の子は戦争映画嫌いな人多いもんね……。

有名な山本五十六の話です。あらすじ終わり。
日独伊三国同盟の締結から開戦、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、からブーゲンビル島上空で五十六の搭乗した機体が撃墜されるところまで、を描いています。あと、敗戦時の光景も少々。史実が元で、明らかに敗戦の一途を辿る太平洋戦争ものなので、すごい盛り上がる、っていうシーンはないんだけど、でも私的には面白かった。

五十六を演じる役所広司がかっこよかったです。ついつい甘いもの食べてるシーンばっかり目につく(笑)。若い新聞記者役の玉木君も好きだし、あと阿部寛演じる山口多聞に大層萌えました。空母と最期を共にする司令官……。でも阿部ちゃんだけ『坂の上の雲』かローマ人かって感じだったけど(笑)。零戦パイロット役の五十嵐君もよかったな~。あと、弾薬切れ(なのかな?)で敵空母に突っ込む人もよかった。こういうところからやがて特攻が始まっていくのかな、とも思いました。
第一種軍装も第二種も第三種(五十六が亡くなった頃はまだ正式制定前の単なる略衣だっけ)も見れてよかったです。白の第二種軍装が至高だと思っているけど最近なかなか第一種も好き。

世論を煽るマスコミとか、5年で9人目(だったかな?)の首相とか、現代にも通じるなって思いました。戦争に対して肯定的で、煽りまくってる新聞社の主幹の人が、玉木君が出征するって報告しに来た時に、何か言いたそうにするのは、自分のやってることを自覚しているからだよね?普段国のために若い命を散らすのは当然だとか書いてる手前、「死ぬな」とか「生きて帰ってこい」とか言えないけど!っていうことだと思ったけど違うかな?いいように取りすぎ?
戦争が終わった途端、掌を返したように民主主義、民主化、としゃあしゃあと言うのが、ほんと所謂マスゴミって感じだぜ。でも、そんな風に価値観や教育なんかも全部一転して、戸惑った人も多かったのかな。映画に描かれた新聞社の人間のように迎合した人達もいれば、多分順応できなかった人もいるんだろうなあ。

あと、本土を攻撃されたことがなくて「戦争になれば景気がよくなる」って言ってた人達が、むなしいなって思いました。最初は派手な女優さんも、最後はもんぺ姿なんだ。

一番好きなシーンは、金剛・榛名のガ島への夜間艦砲射撃……ではなくて、南雲さんが泣きながらお茶漬けを食べるところです。南雲さんは賛否両論ある人のようだけど、この映画の中では悪いめの描かれ方でした。
でもー!金剛型出てこないと思ってたからー!嬉しかったの!艦影が彼らのものかどうかはわからないけど(見分けがつきません)(というか同じようなシーン使い回しているからなあ実際は大和さま長門さんの艦影かなあ)、でも名前出てきたから!
あと、護衛の零戦が敵機発見して一斉に増槽落とすところも好き。

小ネタというか、士官が揃って食事してるシーンとか、お偉いさんがお酒飲んでるシーンとかで、お茶碗やぐい呑み(っていうのかな?)に錨のマークが描かれているのが可愛いなって思いました。海軍仕様の食器は全部そうなのかな?

因みに、翔鶴瑞鶴はシスの字も出てきませんでした……真珠湾攻撃にも参加してるんだよ……あの「6隻」って言われているうちの名前の出てこない2隻だよ……。
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